お局さまのお通りだい

より自由に より楽しく シンプルな魅力で輝く毎日

えっ、シャネルって男だった!?あなたは、あなたの居場所で輝いて!

シャネルは男!?

 

もちろんシャネルは女です(笑)

すいません。

 

シャネルが男目線で、

「決まった美しさの基準

なんかありません。

その時の、TPO。

Time(時間)Place(場所)

Occasion(場面)によって

美しさなんて

ころころ変わります」

このような内容を

語っている箇所が有るので

それを紹介します。

 

あなたは、あなたの居場所で

思い切り輝きましょう!

という内容です。

 

 

 

えっ、シャネルって男!?

 

シャネルは男?

 

シャネルは、気が強く

男勝りだったということは、

いろんなところに

書かれています。

 

実際、シャネル自信もこう語っています。

「ボイ・カペルはしばしばこういっていた。

女だということを、

きみ忘れちゃいけないよ。

そのくせ、あたしは女であることを

よく忘れてしまう」

*ボイ・カペル(シャネルの恋人)

 

でも、わたしが本当にに女なの??

と特に感じた記述があるので、

長くなりますが

引用させて頂きます。

 

ポール・モラン著

『獅子座の女シャネル』より

モードは場所と時とを

説明しなければいけない。

(中略)

わたしは、自転車に乗ってくる

若い女を見ている。

ショルダーバックを下げ、

一方の手は、上下に運動する

ひざのところに

つつましやかにおかれ、

胸とおなかにぴったりとした

布地の服を着ていて、

それでも速度がますと、

服のすそが風にまい上がる。

この若い女は、

自転車に乗るという必要性から、

自分のモードをつくり出して

いるわけだ。

(中略)

状況にぴったりした

この女(ひと)は美しく。

あたしは称賛の目で

見守りつづける。

他にもっと品位のある女が

くれば別のこと、

この場合、

これほど美しいひとはないと

感激してしまう。

彼女はそんなあたしを見て、

いらいらし、

転んでしまう。

こっちもつられて

ひっくり返る。

ももがあらわに出て美しい。

この女(ひと)は怒る。

これもいい。

ぴったりだ。

この感覚。

男ならたいていの人が

分かるんじゃないでしょうか。

若い女性の

健康的なセクシーさに

つい、目が行ってしまう。

怒っている姿も可愛い。

女の人でもこの感覚、

分かるんでしょうか?

どうなんでしょう。

 

わたしが、シャネルって本当に女なの?

と驚いた部分でした。

 

 

あなたの居場所で輝いて!

 

自分の居場所で輝いている女性

 

シャネルは、上記で

自転車に乗っている

若い女性を

これほど美しい人はないと

感激してしまう。

と語っています。

それほどの、絶世の美女が

乗っていたのでしょうか?

おそらく、そうではなく

その時と場所に

ぴったりとフィットした

生き生きとした

若い女性の姿が輝いて見え、

感激したのだと思います。

 

わたしは、スポーツ観戦が好きで

よく見ます。

そんな時でも、

真剣に競技に取り組んでいる

女性アスリートの姿は

輝いて見えるし、本当に美しいな!

と感じることが多々あります。

 

そんな女性アスリートが

髪を綺麗にセットし、

ドレスアップしてテレビに出ていると、

あれっ?

と思ったことがあります。

そう感じたのは、

戦う場所が違ったからだと思います。

いくらドレスアップしても、

本職の女優さんには勝てません。

アスリートが一番輝くのは

競技場の中です。

 

他にも、素人の家族のお母さんが

スタイリストさんによって

大変身する。

というテレビ番組が昔ありました。

いつも、ジーンズにトレーナー

という姿のお母さんが、

色鮮やかな最新ファッションに

身を包み、出てきて家族を驚かせる。

という番組です。

もちろん家族は驚きますが、

わたしは、一度も素敵になったな

と感じたことはありませんでした。

 

そんな大変身するぐらいなら。

トレーナーをセーターに変え、

パールのピアスをする。

そして、ジーンズをちょっと小綺麗な

ものに変えるだけで

もっと素敵になるのにな・・・

と感じていました。

 

『獅子座の女シャネル』より

モードは風景のようなものであり、

ひとつの精神状態であり、

つまりは、

あたし自身に属している

ものなのである。

よくわたしは店のものに言う。

「この衣装は売りに出さないわ。

あたしのものに

なりきっていないから」

 

要は、

” あなたの居場所で輝いて ”

という事です。

 

ファッションも

アウェイでなくホームで戦って下さい。

ホームとは、

自分が好きな服、着慣れた服、

安心できる服、自信が持てる服、

背伸びしない服、しっくりくる服です。

流行なんかあまり気にする

こと無く、着慣れた服に

ひと工夫するだけで十分です。

そのほうが絶対魅力的に見えます。

 

あなたは、” あなたの居場所 ”

思い切り輝いてくださいね😊