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シャネルを知りたいならコレ!心に響く、おすすめ本【厳選の一冊】

シャネルの本を読む女性

 

シャネルってどんな人かな?

自分もシャネルのファッションや

生き方を参考にしたい。

でも、どの本を選べばいいか

分からない。

そんな、シャネルのことに

興味を持っているあなた。

わたしの心に特に響いた

シャネルおすすめ本、

【厳選の一冊】

ご紹介します。

この本を読み終わったら、

あなたもきっと

ココ・シャネルを

身近に感じ、

ファンになっているはずです。

 

フランスの作家、外交官

ポール・モラン著

秦早穂子訳

文化出版局

『獅子座の女シャネル』です。

 

シャネルのおすすめ本

 

なぜこの本が、他の本よりも

断然心に、響いたのか。

わからなかったのですが、

訳者 秦早穂子さんのあとがきを

読んで、なんとなく

その理由が分かった

気がしました。

 

「あとがき」より

この記録は、まえがきで、

ポール・モランが語っているように、

1947年、スイスでの

ガブリエル・シャネルの会話の

聞き語りを、モラン自身が

まとめたものである。

 

シャネルを書くにあたっては、

ポール・モランほど

適当な人はなかった。

彼はまさに、シャネルの

生き証人であると同時に、

あの時代を語るに、

最もふさわしい人であった。

 

ポール・モランは

シャネルの欠点や、

秘密を充分に承知しながら、

彼女の語るままに、

いや、むしろ

きれいごとにさえして、

彼の教養を随所にちりばめながら、

本書を仕立て上げている。

 

かつての時代に対する

ノスタルジーであるとともに、

” 格 ”のある文体を

打ち出すことで、

シャネルに献詞を捧げた

ともいえるだろう。

 

彼女が、全生涯をかけて、

抹殺しようとした

すべての事柄にふれることなく、

あたたかさ、ニュアンス、

冷静さ、そして文学者として

批評精神を失うことなく、

かつての時代と

シャネルを愛惜する。

 

ただたんに、

あばき出すということを、

真実の追求のごとく、

錯覚する全般的傾向のなかで、

それは、彼の優雅なる

復讐でもあったのではなかろうか。

 

この本はどのシャネルの本よりも、

あるさわやかさと

格とこくがあり、

ひとりのおんなの

生きてきたある道が、

浮かび上がってくるのだ。

 

この本は、シャネルの死後に

書かれた本で、

80冊の著作がある

ポール・モランの

遺作となった本でもあります。

根本に、シャネルに対する尊敬と

愛情があるので、

読んでいるこちらも

それが伝わり、シャネルに対して

親近感がわいてくる

のだと思います。

 

かなり昔の本なので

中古品しか

販売してないかもしれませんが

一押しのシャネル本です。

 

シャネルの本



 

『獅子座の女シャネル』

( L' ALLURE DE CHANEL )

まさに、

シャネルの歩きぶりが

わかる一冊です😊