女性誌などで、
ある程度、歳を重ねると
そろそろ宝石が・・・
みたいな特集をよく見かけます。
やっぱり、おしゃれには
年齢にふさわしい宝石がいるのかな?
と迷っているあなた。
ココ・シャネルに聞いてみましょう。
「いらないわよ」
だそうです。
おしゃれに宝石はいらない!
宝石に対するシャネルの思いが、
言葉としていくつか
残されているので、
紹介させて頂きます。
迷っている方は、参考にして下さい。
ポール・モラン著
『獅子座の女シャネル』より
美しい本物の宝石も、偽物の宝石も、
似たりよったりだ。
なぜ美しい石に
気をとられるのだろう。
首のまわりに小切手を
つけているのと同じこと
ではなかろうか。
宝石は色のついた価値、
神秘的な価値、
装飾用の価値、
すべての価値があるが、
ただし、カラットで換算する
価値はない。
もし、宝石がなにかのしるし
であるなら、そのしるしは、
いやらしさの、
不正の、
または、老いの
しるしでしかない。
人を宝石で眩惑しようなんて
気持ちは、吐き気がする。
羨望や驚かせるために
宝石はあるのではなく、
飾りとして、
お遊びとしてあるだけなのだ。
すべてが、最上級のもの
というのも、
結果は、価値を下げる。
あの方は、どうして
本物しか身に着けないのかしら。
彼女はイミテーション、
つまりアクセサリーとして、
安物を身につけられるほどの
お金持ちなのに、
本物ばかりつけるのは、
とても下品だわ。
山口路子著
『ココ・シャネルの言葉』より
価値ある宝石を
つけたからといって、
それで女が
豊かになるわけではない。
山口路子さんも著書の中で、
シャネルがイミテーションジュエリーを
発表し、流行させたことで、
「財力とおしゃれを切り離す」
という、実に重大なことを
成しました。
と語っています。
能澤慧子著
『二十世紀モード』より
ジュエリーの価値を、
その材料である石の大きさや
種類で測ってきた
伝統に対して、
シャネルは造形としての
価値のみを重視した。
だからそれは
肉眼に美しく映り、
衣装に似合っていれば
充分であり、
1つ1つの宝石の価値など、
なんの意味も持たなかった。
デザイナー 水野正夫さん著
『着るということ』より
アクセサリーというものの生命は、
つけた人に似合うことである。
たとえメッキであろうと
プラスチックであろうと
ガラス玉であろうと
服とぴったり合った
アクセサリーは
本物よりも光り輝くことがある
と信じていただきたい。
フランスのライフスタイルアドバイザー
フランソワーズ・モレシャンさん
ヨーロッパのハイソサエティでは、
宝石然とした宝石は
野暮として、
拒否する風潮にあります。
本物、偽物に関係なく、
センスの良さが
第一条件です。
【結論】
・いりません!
真珠だけは必要!
勝手に結論を
出させて頂きました。
もちろん、
宝石は奥が深い。
ということは知っていますし、
お金に余裕があって
宝石が好きな人を否定する気は
毛頭ありません。
いろいろ楽しめばいいと
思っています。
私個人の意見としては、
本物の宝石をつけているからといって
素敵だなと
感じた事はありません。
逆に、若さを失ってしまっている
印象を受けます。
わたし自身、宝石を見ても
本物かイミテーションか
さっぱり分かりません。
でも、おしゃれに対する
強い好みは持っています。
シンプルな服装が
好きなわたしとしては、
真珠だけは、
ぜひ、本物を持っていて欲しいと
思っています。
ピアスもネックレスも
フォーマルにも使えます。
とくにプチパールの一粒ピアス。
シンプルな服装では
あなたを輝かす為の
絶対の必需品です。
以上、
シンプルとみちゃんの
個人的な意見でした。
失礼いたしました😊