お局さまのお通りだい

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後悔がある人必見!「これでいいのだ」知足の教え

今が満たされている女性

 

前回「知足」とは、

「今、自分が持っているものに気づき、

満足することを心得る」

事だと話しました。

その延長線上で

ぜひ、チャレンジしてほしいのが

我が身の現状を完全に肯定する

ということです。

このことが出来ると、

過去の出来事の意味も

変わってきます。

という内容です。

 

 

 

今が幸せ 「これでいい」

 

今の自分を肯定する女性

 

ここまで「知足」足るを知る

という事について

お付き合い頂けたので、

ぜひ、もう一つチャレンジして

頂きたい事があります。

それは、

今の自分の現状を完全に肯定する

ということです。

 

その事について

僧侶で作家の玄侑宗久さんが

『禅的生活』に書かれていたので

紹介します。

通常いろんな仏教書に「知足」

という言葉が書かれ、

たいてい「少欲」と組み合わさって

「程度を心得、身の程を知る」

みたいな意味合いで

説明されることが多いが、

なによりの「知足」は

我が身の現状を完全に肯定する

という大事業のことなのである。

 

ここはまずどちらさんも

現状を全面的に肯定してみることだ。

(中略)

どんな悲惨な貧乏生活をしていたとしても、

あるいは奥さんに先立たれ、

何ヶ月も心が晴れないとしても、

たった今の気分を自主的なものとして

認めるのだ。

今の貧乏な暮らしも、

女房に先立たれ何ヶ月か

悲しんだことも、

みんな自分が望んだことだった、と。

むろん本心でそう思えと

申しあげているのではない。

方便である。

我々は意識だけは思ったように

はたらかすことができる。

アクビを意識的にしていただいたのと

同じ原理だ。

現状がすべて自分の欲した

事態であると、

仮に思ってみるのである。

 

一日一日は独立しており、

一瞬一瞬はひとつの流れとして

繋がってはいないのだから、

とりあえず、

今という足場にしっかり

立つための方便だ。

「今」に力強く立つことから

すべては始まるのである。

我々は現状を完全に肯定することで

何度でも「今」に生まれ変わることができる

ということだ。

 

足るを知る。

自分が本当に満たされている事に

気づけば、現状も肯定しやすく

なるのではないでしょうか。

もし、今そう思えなくても

玄侑宗久さんの提案のように、

仮でいいので思ってみましょう。

それを続けるうちに、

本心から「これでいいのだ

と思える日が来るはずです。

本心から「これでいいのだ」と思えれば、

過去のマイナスだと思っていた出来事も、

受け入れることが出来るように

なっているはずです。

 

 

聖書 「ヨブ記」より

「わたしは裸で母の胎を出た。

 また裸で私はかしこに帰ろう」

 

最後は、いろんな思い出しか

持っていけません。

だったら、楽しいこと、嬉しいこと

悔しいこと、悲しいこと、

いろんな思い出がたくさんあったほうが

面白いじゃないですか。

そして、最後に全部ひっくるめて

「ああ楽しい人生だった、ありがとう」

と思えればいいじゃないですか。

 

昭和の漫画、「天才バカボン」

知ってますか?

赤塚不二夫さんも

最高に幸せな家庭

描きたかったんだ。

と思います。

バカボンのパパの決めぜりふです。

 

これでいいのだ

 

 

ようこそ!待っていた歳

 

今の年齢を肯定する女性

 

もちろん、年齢も全肯定です

特に、女性の方で

もうこんな歳になってしまった、

と思っている人。

ダメダメ。

今ある素晴らしさに気づいて下さい

 

女優の岸恵子さんが

かなり前の雑誌ですが

年齢に関して、

みんなが陥りやすい考えを、

書いていたので

引用させて頂きます。

私自身、いまの年になって、ああ、

五十歳という日を迎えたときには、

私はしょげていたなあ

と思います。

あれほど若かったのにもったいない。

いまは八十になってしまったけど、

七十のときの自分は

なんて生き生きしていたんだろう

と思います。

まかり間違って百歳まで

生きてしまったとしたら、

私にも、七十代という若いときが

あったんだってひどく懐かしく

思うんでしょうね。

 

 

『禅的生活』より

いくつになっても

昔と比較するのではなく、

「待っていた歳」として

新しい気持ちで過ごしたい。

 

「知足」の考え方で

自分の年齢も肯定する。

「この歳になってみたかったんだ。

ずっと待ってたんだ。最高だよ」と、

幾つになっても

今を全肯定するのである。

それはけっして幾つまでは

生きたいという欲ではない。

あくまでもたった今の、

現状への「知足」の認識なのである。

 

失ってから気づくのではなく、

今持っている物の

素晴らしさに、今気づいて下さい。

今が最高!

 

「知足」足るを知る

なんとしても

我が身の現状を完全に肯定する

という大事業を

成し遂げて下さい。

そして、心の底から

これでいいのだ

と思えたとき、

マイナスだと思っていた

過去の後悔など

なんとも思わなくなっているはずです。

 

今ここが全て

今が幸せ

 

これでいいのだ

 

 

以上、

「今が最高!これでいいのだ」

でした。

 

お付き合いありがとうございました。

これでいったん、

「幸福の種」の第一幕は終了です。

あなたの幸せの種を

見つけられたでしょうか?

合言葉は ” 今ここ "です。

今ここ以外の幸せは有りません

これからも一緒に、今ここだけを

見つめていきましょう。

 

次回からは、

ちょっとした

「楽しく働くコツ」を

書いていきます。

 

お楽しみに😊