お局さまのお通りだい

より自由に より楽しく シンプルな魅力で輝く毎日

毎日を楽しむ秘訣!日常は舞台、あなたは主人公、今この瞬間に全集中

前回は、仕事を楽しむには

『遊戯三昧』

「楽しいことをする」のではなく

「することを楽しむ」と発想しましょう。

という内容でした。

これは仕事だけに限らず、

日常、全てに言えることです。

では、どうすれば平凡な毎日を、

楽しむことが出来るのか?

 

あなたが、主人公になって

今この瞬間の役になりきる。

そして、その時々の役に

合わせて変わっていき、

今の1つだけの役に徹して

楽しみつくす。

 

作家で僧侶の玄侑宗久さんの著書

『禅的生活』での提案です。

 

 

 

「主人公」この瞬間の役になりきる

 

主人公の女性



「主人公」という言葉は、もともとは禅の言葉で、

誰もが生まれながらに等しくそなえている、「本来の自己」。

のことだそうです。

 

以下、『禅的生活』より

本来の自己はからっぽだから、

どんな役にも百パーセント

なりきってしまえるはずである。

役に百パーセントなりきれる人こそ、

「主人公」といえるのだろう。

むろん主役・脇役といった意味ではない。

皿洗いでもお茶くみでも

トイレ掃除でも、どんな役でも

自己のすべてが投入できれば主人公だ。

その役を楽しみつくすことが、

やはり肝要なのである

 

 

「観音さま」のように、役に合わせて変化する

 

変わる女性

 

「観音さま」

調べましたが、難しい!

実在の方ではないようです。

人々を救うため、

どんな姿にでも変身して現れる

慈悲深い仏様。

三十三観音といわれますが、

三十三という数は「無限」

という意味だそうです。

 

以下、『禅的生活』より

どんな役にもすぐさまなれ、

それを遊んでしまえる

理想的妙用を象徴しているのが

「観音さま」だ。

『観音経』にはその三十三変化、

つまり無数に姿を変えて

あらゆる現実に対応していく姿が

描かれるが、

それこそ我々の、

完全に自由な妙用の

姿なのである。

 

 

今この瞬間の役「1つに絞る」

 

選ぶ女性

 

『禅的生活』より

我々の日常はじつは複数の役を

同時にこなすようなことが多い。

PTAに行っても自分が

女であることは忘れられないし、

ご近所の集まりに出かけても

つい会社で部長をしている顔を

だしてしまう

という具合である。

しかし禅は、

とにかく一つの時には

一つの役になりきるよう

強く要請する。

 

我々が現実に向き合っているのは

誰かであるのではなく、

むしろ自分自身の

複合的な立場なのである。

それを一刀両断に

裁断して一つに絞り込み、

そこに自己の全てを

投入していく。

 

「広告」

 

 

人は一日のうちでも色んな顔があり、

色んな役があります。

家では、寝間着すがたで、

洗濯物を干し。

会社ではOLとして

コピーを取り。

夜は、女として彼氏とデート。

 

太陽がスポットライト。

主人公として、その時、

その瞬間の

一つの役に徹しきって、

楽しみつくす。

その瞬間は、他の顔を

完全に消し去り、抹殺する。

 

こういうイメージでしょうか。

わたしの解釈が、

合っているかどうかは

分かりません。

でも、自分で試してみて

まだまだですが、

前よりは楽しめています。

 

一日は、瞬間瞬間の連続です。

その日を楽しく過ごす秘訣は

今この瞬間を大切にして、

楽しむことではないでしょうか?

 

あなたも、主人公になって

試してみませんか?

一日をもっと楽しく

過ごせるかもしれません。

 

 

以上、

「毎日を楽しむ秘訣」

というお話でした。

 

*「主人公」「観音さま」

もっともっと深い意味がありますので、

興味がある方は、

調べてみてくださいね。

 

 

次回は、

幸せになる為に、希望はいる?

というお話です。

 

お楽しみに😊