できれば、
おしゃれをキメて、男性から
魅力的だと思われたいですよね。
もちろん、男性全員に
通用するわけではありませんが、
簡単な方法があります。
シンプルな洋服を選ぶだけ。
これだけで、あなたの魅力は
一段とアップします。
という内容です。
「シンプル」が魅力の秘訣
わたしは、シンプルな服が好きです。
シンプルな服を
着こなしている女性を
美しいな、素敵だなと感じます。
ファッションデザイナーの
「ヴァレンチノ・ガラヴァーニ」も
同じように語っているので
紹介します。
堀江瑠璃子著
『時代を拓いた
ファッションデザイナー』より
なんにもないーということで
自己主張しているような
極めてシンプルな服装の
女性が好きです。
フランスの詩人
ボードレールの言葉
「エレガンスは、絶対的な
シンプリシティにある」
山田登世子著
『モードの帝国』より
「皆殺しの天使」
ポール・モランは
ココ・シャネルをそう呼んだ。
奇抜さや行き過ぎを避け、
むしろ抑えたものこそシックだとする
シャネルの美意識は、
ジャージーという素材や
シンプルな型だけでなく、
カラーの領域にも表れている。
着心地の良さと
無駄の無さ、
それが女たちの心を
とらえたのだ。
(中略)
実用性とシンプリシティが
無駄な装飾性に
うち勝ったのだ。
シャネルの出発点は
あらゆる点でローにある。
ローをハイに転化する業は
シャネルの作り出した
すべての精神を
言いあてている。
《無》をもって《過剰》を
覆すこと。
それがシャネルのもたらした
モード革命だったのだ。
シャネルに対し
ポール・ポワレが貧乏主義
という言葉を投げつけたのは
あまりにも名高い。
(中略)
それにもかかわらず
シャネルはポワレを早々と
ファッションの王座から
駆逐してしまった。
今では高級ブランドの
シャネルが、
貧乏主義と言われていたなんて
想像もつかないですね。
シンプルに関する
シャネルの言葉を紹介します。
「シンプルさはすべての
エレガンスの鍵」
「シンプルで、
着心地がよく、無駄がない、
私はこの3つのことを自然に、
新しい服装に取り入れていた」
「常に除去すること。
つけ足しは絶対にいけない」
「たくさんの色を
使えば使うほど、
醜くなるというのを、
女たちは気づかない」
スタイリスト
横森美奈子さん著
『おしゃれになるにはコツがある』より
私が思う、おしゃれな人の
イメージとは「素敵だった」
という印象だけ残って、
どんな服を着ていたか
あまりはっきり思い出せない、
というのが最高かもしれません。
デザイナー
水野正夫さん著
『着るということ』より
本当に美しい人とは、
一見して引っかからない
ことだと思う。
その人の身につけている
ものすべてが、
なめらかに美しく
身を包んでいる様子である。
どこかがとりわけ目につくとか、
こだわりがある
こととは違う。
パンプスは、ヨーロッパの
女性たちが最も好む靴である。
何の飾りもない甲皮と
ヒールがあるだけで、
爪先やヒールの高さに
そのときの流行は反映するにしても、
目立たない靴である。
しかもパンプスは
黒をもって最上とするから、
ほとんど誰の目にも止まらない。
このパンプスぐらい
女性の脚をきれいに見せる靴はない。
用の美、
シンプル・イズ・ベストである。
無地以外に、柄があるとしたら、
細かい千鳥格子か
グレンチェックぐらいで、
それも白黒のものが
圧倒的である。
無地にまさる服はない。
日本の男性は
イタリアの男性のように、
素敵な女性に素敵ですねと
気軽に声をかけません。
イタリア男性の事、
よく知りませんが(笑)
いかにもオシャレしています
という女性にたいしては、
「オシャレやね」
と声をかけやすいです。
それは、素敵ですね。
という意味ではなく
オシャレに関心があるんですね。
オシャレ頑張っていますね。
という意味です。
本当に素敵だと感じる
女性に対して
あまり声としては、
表に出ないと思います。
でも断然、
シンプルな服を
着こなしている女性が素敵です!
まずはシンプルなニットから
シンプルといっても
色々あるし、難しいですよね。
一番簡単で、一番効果があるのが
シンプルなニットです。
これから始めてみては
どうでしょう。
アクセサリーが引き立つのも、
シンプルな服があってこそです。
身体にフィットし、
身体のラインが強調される
ニットは、男性から見て
とてもセクシーです。
”いかにも ”という感じの
セクシーさではなく。
さりげない、品のある
セクシーさです。
そこがいい!
スタイリスト
小山田早織さん著
『身の丈にあった服で美人になる』より
夏が終わり、
少し肌寒くなったら、
白・黒・ネイビーの
ニットを揃えるのが
私の恒例行事です。
スタイリスト
川上さやかさん著
『おしゃれになりたかったら、
トレンドは買わない』より
私のクローゼットには、
黒、ネイビー、白、グレー、
ベージュ、茶、
ベーシックカラーで無地の、
地味だけど心から頼れる
スタメンだけが
並んでいます。
年齢を重ねるとともに、
キャラや存在感は
強くなってくるものです。
それを一番活かせるのは、
シンプルなファッション
だと思います。
私がこれから
さらに年齢を重ねたら、
無地でベーシックカラーのニットに
素敵なジュエリーを
ひとつだけつけるような、
ごくシンプルなスタイルに
したいと思っています。
スタイリスト
大草直子さん著
『大草直子の
STYLING&IDEA』より
背景にも主役にもなるから
マストハブなのが、
黒のタートル。
リブではなく天竺編みが◎。
わたしも、ニットはリブ編みより
天竺編み(平編み)の方が、
よりシンプルさが引き立ち、
素敵に感じます。
シンプルな
ハイネックやタートルネックの場合、
大ぶりのロングネックレスとも
よく合います。
でも、やはりニットと
相性抜群なのが
プチパールの一粒ピアスです。
最強の組み合わせです。
品が出て、なんとも言えない魅力です。
パールの次に
オススメするとすれば
フープ(輪)のピアスです。
シンプルな銀色。
大きさや、太さで
色々楽しめます。
エディターJさん著
『152cmだっておしゃれはできる』より
最近はプチプラの
フープピアスがお気に入りで、
かなりの頻度で活用しています。
プレーンなデザインなら
安っぽく見えませんし、
気楽につけられるのも
いいところ。
1番は断然、
シンプルなニットと
パールの一粒ピアス。
2番手には、
シンプルなニットと
銀色のフープピアス。
シンプルファッションで
男性の視線を独り占めして下さいね。
男性は、
声に出さなくても
ちゃんと見てますよ😊
” シンプルさは
すべてのエレガンスの鍵 "
(ココ・シャネル)