今回はタイトル通り、
誰でも瞬時に幸せになれる
考え方をご紹介します。
今自分が持っているものに気づき、
そのことに感謝する。
という
ヨガの「サントーシャ」
禅の「知足」
のお話です。
今あるものに気づき感謝する
今自分が手にしている物の、
有り難さに気づき感謝する。
それが出来れば、誰でも
今すぐに幸せになれます。
幸せになれるというより、
幸せを感じれるようになれる。
と言ったほうが正確かもしれません。
わたしは、今母親を介護しています。
母親は、車椅子生活で
補助してなんとか
数歩歩くことが出来る
状態です。
午後の3時頃、車椅子で
洋間に行って外を眺めるのが
毎日の日課になっています。
そこで母親が、
「昔は自分で手押し車を押して、
近くの公園まで
日向ぼっこしに行けてたのにな~」
と言いました。
公園まで行っていた頃は、
「自分の足で何キロも、
歩けていたのにな~」
と言っていたのを覚えています。
どうしても失ってしまった事ばかりに
目が行ってしまいます。
これから先、動けなくなると
洋間に行って、
外を眺めれていたのにな。
と言うでしょう。
今は食欲もありますが、
後々食べれなくなると、
あの頃はおいしく食べれていたのにな、
というのが想像出来ます。
とにかく、失ったものに
目は向きがちです。
そうではなく
今できる事に目を向け
その幸せに感謝して
今この瞬間を大切に生きる。
禅の「知足」
足るを知る。
このことが、本当に幸せになる為には
絶対必要なのではないでしょうか。
母親にもそう言って
「そうやな」と
納得してもらいました。
今この時の大切さに気づいて
もらいたかったからです。
わたし自身、数ヶ月前に体調を崩し、
約3ヶ月間、胃もたれが続き
ほとんど食べれなくなりました。
55キロあった体重が、
47キロまで落ち、
鏡で自分の顔を見ても
外骨そのもので、
もうダメだなと
覚悟した時期がありました。
結局、胃カメラも異常なしで、
介護うつだったんだと思います。
まだ完全ではありませんが、
薬も飲み、今は食べれるようにもなり
体重も51キロまで回復してきました。
普通に美味しく食べることが出来る。
この事がどれだけ
有り難く幸せなことか、
とことん思い知らされた
出来事でした。
今また、食べれることが
当たり前の感覚に
戻りつつありますが、
あのときの辛さと、
食べることが出来る
有り難さ、喜びだけは
絶対忘れないようにと
いつも言い聞かせています。
病気にならなければ、
健康の本当の有り難さには
気づけない。
仕方ない事かもしれません。
「知足」「足るを知る」
今、自分が手にしているものに
気づき、感謝して、
今のこの現状を100%肯定する。
このことこそが、
本当に、心が満たされ
幸せになれる
唯一の方法ではないでしょうか。
以上、
「幸せになれるたった一つの考え方」
でした。
二度とない、
かけがえのない
今この瞬間を
大切にしていきたいですね😊